「山頂2号」という名前は、90年代に一緒に遊んでいた大阪の茨木市にお住まいの「山頂1号」さんに倣いました。パーマン1号、2号ののり。今は「アオラキのカヌー」で海を見下ろす丘の上に暮らしてますが、当時は山の上に暮らしていたからです。 このサイト、基本的には別な媒体に書いた文章の保存が目的なので、図版やリンクなど不備があるかもしれません。まあSpiegel Im Spiegel(鏡の中の鏡)、いろいろ乱反射もある。ということでお許しを。
Sunday, December 19, 2010
へんてこな連中がまたふたり/Somebody's had too much to think.
Muddleheaded Wombatの作者、Ruth Parkが死んだ。30以上のオーストラリア人ならこの話を聞かずに育ったガキはいないんじゃないかな。自分のガキがまだ小さかった頃、一緒にウォンバット本をよく読んだっけ。へんてこ言葉が楽しい本だった。本当に。あいつ、覚えてるかな。
Captain Beefheartを名乗り、いかした音楽をやっていたDon Van Vlietが死んだ。まだ小さい頃よく聞いたなあ。1982年に音楽からすっぱり縁を切り、絵描きになってたから、音楽家としてはもうずっと「過去の人」だったんだけど、やっぱりなあ。
BBCが1997年に制作したドキュメンタリー
80年代の始め、シドニーの町中にはキャプテンのようにかっこいい音楽をやりたがる連中がゴロゴロしてたっけ。まだ20歳だったライ・クーダーが彼のMagic Bandに参加したとか、ビートルズが入れ込んでいて自分たちのザップル・レーベルと契約させようとしたとか、まあ、それなりに知られてはいたけど、たいていの人は知らないだろうなあ。
ふたりともたいていの人は知らないだろうなあ。だから死んだって聞いても驚きもしないし、悲しむことなんてないよね。今日はキャプテン・ビーフハートのアルバムを聴きながらウォンバット本を引っ張りだして読もうかな。
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