Tuesday, April 26, 2011

原発暮らしはやめられると大風呂敷をひろげる

原発のない生活を模索する動きが日本全国各地で広がっています。これまでとは違う生き方ができるんだ、原発は止められると大風呂敷を広げてみるだけでもかなり眺めが変わるだろうと思います。
京都の友人がそんなのりで、原発暮らしのどこが人間の暮らしと相容れないのか、簡単な小冊子にまとめてくれました。「天災は止められへん。けど、原発は止められる」というタイトルの小冊子、このくそ重くて込み入った問題を会話形式できわめて軽妙に、しかもよそ行きでない地元の言葉でまとめています。すばらしいです。
福島以後のこの期に及んでも原発なしでは暮らしていけないという依存症の人に、ぜひぜひすすめてください。
「天災は止められへん。けど、原発は止められる」(PDF)。

そして、京都の鴨川べり、ゆったりした大風呂敷な集まりもすてきですね。自分の暮らす場所でも、ぜひ、大風呂敷をやりたくなりました。

Thursday, April 21, 2011

親友の死

とても大切な友人が死んだと聞いた時、とても信ずることができなかった。
80年代の初めから一緒にラジオ番組をつくり、取材に出かけ、本を出版し、原稿を書く。クリケットの試合やフットボールにもよく出かけたものだ。
数年ほどご無沙汰だったがフクシマ以降、まるでそんな空白がなかったかのような勢いで僕らはかつてのように一緒に記事を書き、開幕したばかりのフットボールの話をし、また、一緒に何かやろうかなんて気分になっていたからだった。
葬式はやつの人柄を反影し、シドニーのメディアの連中ばかりでなく、フットボール友達も大勢集まっていた。やつのラジオ番組のカットアップが流れるのを聞きながら、とちゅうで、やつが出てきて、「これは壮大なラジオ芸術プロジェクトだった。みなさんご協力ありがとう」なんていうんじゃないかって、隣の人と話したけど、やつは最後まで出てこなかった。糞やろうめ。

とりあえずはふたりでやりかけた仕事を整理し、発表するものはする。それから先は、やつだったらどうするかなんてことを考えながら生きていくしかない。

トニー・バレルは、福島原発の事故があってから、非常に忙しかったのではなかろうか? それは、70歳(そんな歳には見えなかった)の彼には消耗だったのかもしれない。早い時期にコメントを書いているし、インタヴューにも応えている。この間、わたしは彼の論評を読む機会がなかったが、いまそれを読んでみると、非常に的確なとらえかたをしているのがわかる。リック・タナカとの連名になっている「原子力:答が問題になるとき」という文章では、福島後の問題に関し、日本では反原発の動きが弱いこと、あらゆる部分で(トイレットまで)電化が過剰に進んでいるので、あともどりができないこと、石炭や石油への再依存はますますコスト高になるのでそれも苦しいことを指摘し、日本の今後に懸念を示していた。

粉川哲夫の雑日記より。

Wednesday, April 20, 2011

放射能は見えないけど

原発は見える。

【グリーンピースHPより】
エネルギーシフトパレード
http://www.greenpeace.org/japan/ja/campaign/energy/shift/

バイバイげんぱつ エネルギーシフトパレードに参加して、今こそ、自然エネルギーの未来へ

2011年4月24日(日曜日)
代々木公園から14:00出発


福島第一原子力発電所事故によって、被ばくや放射能汚染に直面されている方々にお見舞い申し上げます。
福島原発周辺だけではなく、私たちをとりまく水や空気はすでに以前のものではありません。
日本は、実は豊かなエネルギーに恵まれた国です。
太陽光、風力、水力、地熱 - 自然エネルギー利用とエネルギー効率を高めることによって、原発に頼らなくても必要なエネルギーをまかなうことは可能です。
政府の「エネルギー基本計画」では震災後の現在でも、2020年までに9基、2030年までに14基の原発の新増設を目指すとしたままです。
ドイツでは、すでに250万世帯が自然エネルギー電気を利用中。
スペインでは、風力が最大の電力源に成長中。
中国は風力の伸び率、世界一。
もう、こんな犠牲を、不安な日々を、二度と繰り返したくない - いまこそ、声をあげ、日本のエネルギーの未来を私たちでつくりませんか。
4月24日、エネルギーシフトパレード(エネパレ)から始まります!!!
エネルギーシフトパレード詳細
•時間:
13:00 ステージアピール(代々木公園野外音楽堂)
14:00 スタート@ケヤキ並木入口(渋谷区役所側)
•ルート:
東京都渋谷区 代々木公園イベント広場~公園通り~ハチ公前~明治通り~表参道~代々木公園原宿口(予定)
ルートマップはこちら >>
•参加方法: 自由参加、自由解散
•内容: ステージアピールの後、サウンドパレード・市民パレード他
•呼びかけ人:
羽仁カンタ(FLAT SPACE )
南兵衛@鈴木幸一(アースガーデン )
佐藤潤一(グリーンピース・ジャパン)
•協力団体: アースデイ東京2011 実行委員会
ぬり絵プラカード
楽しいぬり絵のプラカードをご用意しました。
ぜひ当日お持ち下さい。
ぬり絵エネルギープラカードの作り方例
1.ここをクリックしてぬり絵をダウンロードし、プリントしてください。(PDF A4サイズ)
2. ぬり絵に色を塗って下さい
3. 出来上がったぬり絵を段ボールなどに貼ってください。
4.裏に、傘や坊などをガムテープなどでしっかりと止めると、当日高く掲げることができます!
5.できあがりです!
当日を楽しく過ごすために
ファッション: 服装は自由です!
持ち物:
•エネルギープラカード
•未来を思う気持ち
•デジカメやカメラ付携帯電話(パレード中にツィートするのもおすすめです!)
•飲み物やお腹がすいたときに食べられるものがあると、元気にパレードできます!
お約束:
•ごみは必ず持ち帰って下さい。
•プラカードは、次回のパレードでまたご使用になれますので、保管しておいて下さいね。