Sunday, October 15, 2006

3点/three things.

昔つきあってた男は、アパートの上の階に暮らす女への思い込みを歌ったラブソングを始める前、長い人差し指を聴衆に突き立て,「言いたいことが三つある!」と乱暴そうに言い放ったものだ。

ジェフリー ・J.ブラウンの「オイルピークに関する世界最短の記事」ってのが「3点!」って始まってたから、ついつい、そんな昔のことを思い出してしまった。あの歌い手はいまでも,あの曲を演奏しているのだろうか。やっているとしたら、「俺はぺけぺけ。あんた、愛してるよ。俺のオンナの話を聞かせてやる!」って、いまでも、相変わらず,あの台詞を口にしているのだろうか。

なんてね。ま,それはともかく。

ウエステキサスというハンドルネームでも知られる石油アナリスト,ジェフリー ・J.ブラウンのピーク記事の全訳。

自分では昨年12月がピークではなかったのかと考えていますが,いつがピークだってことに個人的にはあまり,精力を使わないようにしています。だって、しばらくあとになってみないとわからないものだし,それよりも,それに備えることの方が重要だから。
でもまあ,興味はあるわな。

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(1) ハバートの線形化法に基づけば、数学上,世界の原油生産(コンデンセートを含む)は全米(48州)や北海油田がピークに達し減耗し始めた時と同じ位置にある。
(2)2006年7月、EIAのデータに基づけば、全世界の石油生産は05年12月に比べ1億4200万バレル減少している。日産換算すると67万5千バレル減。この期間,原油価格は史上最高値(名目上)をつけた。
(3) 日産百万バレル以上をあげる4つの油田のうち、3つはすでに減耗を始めており、残りのひとつについてもほとんど間違いなく減耗にはいっている。

この三つを考慮するとき,通常原油(コンデンセートを含む)の生産減がすべて偶然の結果であり、永遠の減耗にはいったことを指し示すものではない可能性はどのくらいになるだろう。
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可能性は、はい、あんまりないです。

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