平和活動家4人が大陸の中央、エアーズ・ロック(ウルル)の近くにあるパイン・ギャップという世界でもっとも秘密のベールに包まれた米軍軍事施設をテロ容疑で「市民査察」しようとして逮捕されたことは以前、ここで取り上げたが、その裁判がアリス・スプリングスにある北部特別州最高裁判所で明日から始まる。
<http://groups.yahoo.com/group/pinegap4supporters/より>
米軍イラク侵攻前に「人間の盾」となり、その後、占領後のイラクに復興支援に入り、ファルージャで人質になったこともあるドナ・マルハーンも4人の被告の一人だ。
この裁判に検察側(連邦政府)が持ち出すのは、冷戦さなかの1952年に制定された防衛(特例)法。この法律によれば、法務大臣はどこでも「立ち入り禁止」に指定することができ、それを犯した人間は最高7年間の刑に処せられる。これまで55年間、一度も使われたことのない法律を持ち出すなんて、ほとほと、あきれるしかない。
心ある人にはオーストラリア産品のボイコット、観光旅行の取りやめを呼びかけます。
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