米中間選挙の結果のひとつで大手マスコミが取り上げないニュースをもうひとつ。
APによれば、自転車「党」(といってもこちらは正式な「党」じゃなくて、巨人「党」とか、ああいう乗り,ですけど)というか,銀輪族というか、自転車の重要性を認識する政治勢力も民主党の躍進で,大きく躍進しそうです。
自転車「党」の議員(全員,民主党、ですね)で、ミネソタ選出のジム・オバースター(Jim Oberstar)は、90年代から自転車道の設置など,様々な自転車関連プロジェクトに連邦予算を獲得した実績のある人ですが,議会の交通委員会の委員長に就任する見込みです。昨年は自転車や徒歩通学を奨励する「Safe Routes to Schools」プログラムの実施に大きな役割を果たしました。
かつて自転車整備士をしていたこともあるオレゴン選出のピーター・ディファジオ(Peter DeFazio)議員は,道路や橋などを担当する議会の陸上交通小委員会の委員長に就任する予定です。やはりオレゴン選出でキャピタルヒルいちの銀輪族と言われるアール・ブルーナウアー(Earl Blumenauer)は交通委員会,もしくは歳入委員会の要職に就任の予定。
公共交通や自転車の重要性を認識した人たちが委員会の要職に就くことは、これだけで,クルマどっぷりのアメリカの交通政策が一夜にして変わることはないと思いますが,それでも、すこしはましになるのではないかと期待しちゃいます。
日本の国会ではどうなんでしょう、銀輪族なんているのでしょうか。
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