南氷洋を舞台とする日の丸チョーサ海イノシシ屠殺船団と、(海賊)シーシェパードの戦いが新たな局面に入ったようです。報道管制をしいていたシーシェパードからの報告が復活しました。
シーシェパードの新鋭高速艦ゴジラ号は今月22日、タスマニア州の州都に寄港し、エンジンポンプの故障を修理したあと、ロス海周辺の戦域に復帰。このゴジラ号がホバートに行く前に気象気球で、捕鯨母船、日新丸の位地を把握。スティーブ・アーウィン号はゴジラ号からの連絡に基づき、18日から給油船サンローレル号の追尾行動から離れ、日新丸に向けて航行開始。25日には積み込んだヘリコプター、ナンシー・バーネット号がついに日新丸を捕捉。(このへん、「大本営」からの発表がないので、海賊軍団からの発表に頼ることになります。10億円ともいわれる血税でやってる「チョーサ」海イノシシ屠殺なのでありますから、水産庁ももっと日本の納税者にジョーホーを流してもいいと思うんですけど。そのへん、日本の日の丸ノーゼーシャは、感じないっしょうか。)
それはともかく、ゴジラ号の気象風船にはカメラのほか、レーダーやら通信を傍受する器械がつまれてるそうなんで、約1万メートルの高空から「敵船団」を探すことができるそうです。ういっす。
んで、日新丸を追うスティーブ・アーウィン号は27日の時点で、燃料がうっぷうっぷ。足りなくなっちゃって、往復16日かけてニュージーランドのウエリントンに給油に向かうそう。日新丸の追尾は僚船ボブバーカーと帰投するゴジラに任せる。ロス海の氷の海へ逃げ込む日新丸。そら、海賊が追ってくるぞ。
これまでの(海賊側からの)情報を総合するとそうなります。
ワトソン船長の率いる船が戻ってくるのは早くて2月半ばのこと。チョーサ捕鯨船団としては、鬼の居ぬ間に穫れるだけクジラを捕っておきたいところ。ところで、今期はすでにチョーサ用にどのくらい、海イノシシ、穫ったんでしょうね。
まあ、寒い日本で火を焚いて、手を温めながらって百姓は、クジラはクジラでも山クジラの方がもっと切実な問題だと感じてるんじゃないっすか。以前は山クジラ対策の補助事業もあったそうですが、仕分けされちゃっ。すぱっと。でもどうせ仕分けるんなら南氷洋の海イノシシのチョーサじゃないかなあ。ばしっと切らなけりゃならないのは。
(Re)Search and Destroy
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