Thursday, June 07, 2007

帰属と離反/ohm sweet ohm.

新しい国への移住,旅券の切り替えなど個人的な事情もあり、国籍について、近代国家における国民とは何か、などについて考える機会が増えてます。

ここ30年近く、「多民族国家」と呼ばれるオーストラリアで根無し草、風来坊の移民を続けてきましたが、いま、ある国の「国民」になることを真剣に考えてます。
その件についてはまた、いずれ。

切り張り転載情報になりますが、早尾貴紀の講演が東京であるそうです。

19世紀の遺物である国民国家が上と下から、ものすごい勢いで解体されるいまどき、「単一民族国家」なんて幻想にがむしゃらにしがみつくのは日本とイスラエルくらいなものですが、日本/イスラエルを俯瞰する早尾貴紀の「多文化主義」から考えるシオニズムと天皇制」を読むと、話を聞きにいきたくなります。

ご近所の方はお誘い合わせてお出かけください。

*****早尾貴紀さんとともに「イスラエル・パレスチナ問題」を考える****

 「イスラエル・パレスチナ」というと遠い国の話であるかのように思いがちですが、イスラエルの政策の底に流れているレイシズム(民族的優越感)の思想は決して私たちと無縁ではありません。
 パレスチナの人々が置かれている状況とそれを生み出し続ける思想を検証しながら、「占領」、民族の和解、多文化共生の可能性、さらに帰還権・血統主義の問題など、イスラエルと日本に交錯する問題を早尾貴紀さん(東京経済大学非常勤講師)と一緒に考えませんか。お忙しいでしょうが、皆様、どうぞご参加くださいませ。


・日時  2007年6月11日(月)午後6時半〜8時半
・場所  ピールズ・プラン研究所会議室
      千代田区神田神保町3ー1ー6
       日建神保町ビル9FーB(1階は珈琲館)
      都営新宿線神保町駅 A1出口徒歩1分
      Tel:03 6856 2005
・講師  早尾貴紀さん
     (東京経済大学非常勤講師、パレスチナオリーブ・スタッフ)
・参加費 500円
・主催 市民の意見30の会 03-3423-0185

#予約は必要ありません。
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